京都府向日市K邸外壁金属サイディング

ホームページをご覧になられてご連絡頂きました。「外壁のひび割れがひどい為どうにかしたい。」との事。

見積もりに伺い壁の状態を確認させて頂く。ひび割れの状態が広範囲にあり塗装では無く金属サイディングでの修理を提案させて頂く。作業工程やサイディングにした際のメリットなどを説明し工事の注文を頂きました。

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金属サイディングは戸建て住宅の外壁材として人気が高まっている建材で、特にリフォームで採用されることが多いですが、新築でも増えています。

金属サイディングの概要構造: 表面の金属板(主にガルバリウム鋼板、アルミなど)と、裏打ちされた断熱材が一体となったパネル状の外壁材です。

特徴: 軽量で断熱性に優れているのが大きな特徴です。

金属サイディングのメリット・デメリット

メリット

軽量で耐震性が高い窯業系サイディングの約1/4と非常に軽いため、建物への負荷が少なく、地震の揺れによる影響を受けにくいです。

断熱性が高い裏側に断熱材が一体化されているため、高い断熱効果を発揮し、省エネにもつながります。

ひび割れ・凍害に強い金属素材なので、窯業系やモルタルのようにひび割れする心配がほとんどなく、水も吸わないため、特に寒冷地での凍害の心配がありません。

メンテナンス性窯業系のようにボードの継ぎ目にシーリング材(コーキング)を使わない製品が多く、シーリングの打ち替えが不要で、メンテナンスの手間や費用を抑えられます。

リフォームに適している非常に軽量なため、既存の外壁を撤去せず上から重ね張りする「カバー工法」に適しています。

デメリット(注意点)

サビ(錆)金属であるため、表面の塗装が剥がれて傷がつくと、そこから水分が侵入しサビが発生する可能性があります。特に海沿いの地域(塩害)では注意が必要です。

傷つきやすい比較的薄い金属板でできているため、物をぶつけたり、強くこすったりすると、へこんだり傷がついたりしやすいです。

初期費用が割高窯業系サイディングに比べると、材料費の単価がやや高くなる傾向があります。ただし、メンテナンス費用が抑えられるため、長期的なコストパフォーマンスは優れている場合があります。

デザインの制約以前に比べバリエーションは増えていますが、窯業系サイディングと比べると、色や柄の選択肢が限定的になりがちです。

金属サイディングは、高い断熱性や軽量による耐震性、そしてメンテナンスのしやすさを重視する方におすすめです。